神様はシナリオを書かない

夜凪のろの雑記です。

主体性

短歌とポートレイトの本の為の作業をちまちまと進めている。
文フリに何か出すと言いだしてもう2年ほど経っていて、でも踏ん切りがつかなかったのだけど、良いポートレイトのデータがたくさんあるのをみて、短歌が詠めると思えた。
友人Eと妹と私が主な登場人物で、友人Eと私は仮装趣味があるので男の子の格好をしているものもある。それはまた違った方向性の文字の引き出しが開くのでとてもありがたい。
写真を撮ってきて本当によかったと思った。
いつも自分に否定されていた気がする。けれど今は、自分の本当の気持ちを粗末に扱わないでも肯定してくれる人たちの存在を知れたので生きやすくなった。自己表現に対する嫌悪感もだいぶ薄れた。生きやすい。
私は私の価値観で生きたい、感性を殺したくない。

働いていると感性が死んでいく、壊れていく感覚が手に取るようにわかるようになる。今は働いていないので、短歌が詠める。写真が撮れる。でもいつかは自分の為に働いて、自分に贅沢をさせてあげたい。その兼ね合いが難しいと感じる。感性が死なない、壊れない仕事があったら教えて欲しい。できるかわからないけど。