神様はシナリオを書かない

夜凪のろの雑記です。

あれからは夏がない

友人と夏の予定の話をしていて、ここ数年の夏は夏の定義から外れた夏を過ごしていたかもしれないと思い至った。暑くて、半袖を着て、アイスを食べて遠出をしたら夏を謳歌したことになると思っていたが、それらをこなしてもなんだかやっぱり子どもの時ほど夏に全能感を覚えることがない。理由はわからない。わからないし、明らかにしたいわけでもない。

今日はなにを書こうかなと考えて、自分のジェンダーについて話そうとしたのだが、やっぱりそれも明らかにしたくない自分がいて、悲しい。
明らかにしないことで背を向けて現実から背いていることになるだろうし、ちゃんと自分のジェンダーについて戦っている人に申し訳ない。
申し訳ないけど、でもやっぱりこの話はもう少し自分の中で整理がついてからにしよう。
定めてしまうことで考えが固まってしまうのも辛い。
ここにはそういうことばかり書いている気がする…。いつもは明るく元気な女の子ですよ、3000gですって感じなのに、突然夜の穴に突き落とされて1ミリたりとも動けなくなる時があって困る。みなさんも夜の穴に気をつけて。夜の穴は寒さと空腹で出来た夜の幻ですので本当は怖いものじゃないです。でも怖いしおっこちるとなにも考えられなくなるからむつかしいね。
さっきするりと女の子って書いたけど自己認識の性別は無いです。スカートも履くし男装のような格好で出かけることもあります。世間体的にそういう風に振る舞う癖があるだけで。

うーん、ジェンダーの話は自分の話をするだけでこんなにもむつかしいのだから、認識している性別が希薄であるとかを理解してもらえないのは当然のことだなあ。

眠くなったので今日は夏の夢を見ます。おやすみなさい。